コロナ後の再開以降、Baguio JICでは学生の国籍がますます多様化しています。
日本、台湾、韓国、中国、サウジアラビア、イエメン、ベトナム、モンゴル、タイなど、アジアや中東諸国を中心に、さまざまな国から学生が集まり、英語を学んでいます。
今後もJICは、2026年以降に向けて、より国際的で開かれた学習環境の構築を進めていく方針です。
英語で考え、行動する力を育む環境づくり

JICでは、学生が自ら考え、行動し、英語を使って問題を解決できるようになることを目指しています。
そのため、日本人スタッフのサポート範囲をあえて最小限にするという方針を掲げています。
この取り組みの背景には、学生自身が英語を「学ぶ」だけでなく、「使って解決する」経験を積むことが、成長に不可欠だという考えがあります。
イングリッシュファーストポリシーとは
JICでは、学生が英語を使ってオフィスに問い合わせたり、スタッフに相談することを奨励しています。
これを「イングリッシュファーストポリシー」と呼びます。
例えば、受付で質問をする際や、生活上の困りごとをオフィススタッフに英語で伝える中で、自然と「使える英語」や「伝える勇気」が身についていきます。
こうした体験こそが、実践的な英語学習の大切な一部です。
一方、日本人スタッフは、どうしても英語での対応が難しい複雑なケースで通訳としてサポートします。
ホテルのコンシェルジュのようにすべてをお世話する存在ではないため、この点をご理解いただければと思います。
また、オリエンテーションや特別な依頼を除き、日本人スタッフも基本的には英語でのコミュニケーションを心がけています。
日本人スタッフの具体的なサポート内容

以下は、日本人スタッフが対応する主なサポート範囲です。
留学前
- 事前英語学習コーチング
- 公式LINEでの質疑応答(日本語可)
- 空港ピックアップ時の遠隔サポート(日本語可)
留学後
- 初日のオリエンテーション(誤解防止のため日本語で実施)
- オープンチャットでの情報共有
- 公式LINEでの質疑応答(日本語可)
- 重度の症状時の病院同行
- 英語では対応が難しい案件の通訳 など
※公式LINEでのご質問は、緊急時を除き、20時以降の返信は控えさせていただきます。あらかじめご了承ください。
国際的な環境で「自立」と「実践英語力」を育てる
フィリピンの語学学校は、国籍・文化・宗教の異なる人々が共同生活を送る、非常にユニークな学びの場です。
その環境は、まさに国際人として成長するための最高の舞台といえます。
JICでは、日本人スタッフのサポートを最小限にすることで、学生が生活の中で自立し、英語で考え、英語で解決する力を育む環境を整えています。
それが最終的に、学生一人ひとりの成長につながると信じています。
もちろん、緊急時や健康・安全に関わる場面では、日本人スタッフが迅速に対応いたしますのでご安心ください。
私たちは「安心」と「成長」の両立を常に目指しています。



コメント