海外送金で現金を受け取る方法(フィリピン留学生向けガイド)

留学中に「日本から現金を受け取りたい」「家族が送金してくれる予定」という方へ。
現地の銀行口座がまだ無い場合でも、ウエスタンユニオン(Western Union)などの国際送金サービスを使えば、
現金での受け取りが可能です。

以下では、公式サイト情報をもとに、手数料・受け取り方法・注意点をわかりやすくまとめました。


目次

ウエスタンユニオン(Western Union)とは

世界各国で利用できる国際送金サービスです。
日本から送金すると、フィリピンのショッピングモールや代理店で現金を直接受け取ることができます。

日本語公式サイト

フィリピン公式サイト


送金額10万円の試算(為替レート2.7円の場合)

日本から10万円をフィリピンへ送金した場合の、おおよその受け取り金額を試算します。
為替レートは 1ペソ=2.7円 と仮定しています。


条件内容
送金額100,000円
為替レート1ペソ=2.7円
手数料約2,000円(ウエスタンユニオンの一般的な上限目安)
計算式(100,000 − 2,000) ÷ 2.7
概算受取額約36,300ペソ前後

実際のレートには1〜2%程度の上乗せがあるため、
最終的な受け取り額は約35,500〜36,000ペソ前後になることが多いです。

正確な見積もりは送金時に、
ウエスタンユニオン公式サイトの「見積もり機能」で確認できます。
https://www.westernunion.com/jp/ja/home.html

公式情報まとめ(手数料・利用条件)

項目(参考リンク有)内容
受取人の手数料フィリピン側の受取人は、通常手数料はかかりません(送金者負担)。
送金者の手数料送る側が支払う。方法(現金・銀行振込・カード)や金額で異なります。
為替レートの上乗せ「手数料¥0」と表示されても、実際は為替レートに上乗せがある場合があります。
銀行振込方式(Direct to Bank)日本から銀行口座宛てに送る場合、上限1,000,000円で手数料は最大2,000円程度(目安)。
モバイルウォレット送金モバイルウォレット宛てなら、手数料は約490円から(送金額により変動)。
初回オンライン送金初回送金で手数料無料キャンペーンを行っている場合があります。
現地での受け取り場所SMモール、Ayalaモールなど、各地のショッピングモール内のWU窓口で受け取り可能。
注意点金額が大きい場合や本人確認手続きで受け取りに時間がかかることがあります。

受け取りの流れ(フィリピン側)

  1. 日本の家族がウエスタンユニオン公式サイト、またはローソン・ネット銀行などで送金します。
  2. 送金後に発行される MTCN番号(Money Transfer Control Number)を受け取ります。
  3. フィリピンのモールなどにある Western Union カウンターへ行きます。
  4. 有効な身分証(パスポートなど)と MTCN番号を提示すれば、現金で受け取れます。

日本からの送金方法(いくつかの選択肢)

  • ローソン店頭端末(Loppi)から送金手続き
  • ネットバンキング(対応銀行例:ゆうちょ銀行、三井住友、PayPay銀行など)
  • スマートフォンアプリ(ウエスタンユニオン公式アプリ)

公式アプリ案内ページ


注意点・アドバイス

留学生や保護者の方へのポイント:

  • フィリピン側(受取人)は通常手数料無料です。
  • 送金者が全額負担する形になります。
  • 為替レートが「実際の市場レートより低く設定されている」ことがあるため、
    手数料だけでなくレート差益も確認しておくと安心です。
  • 送金金額や本人確認の状況により、受け取りまで時間がかかる場合があります。
  • 現金受け取りよりも、銀行口座宛て送金(Direct to Bank)のほうが安全で手数料も抑えられる傾向があります。

まとめ

日本からの送金方法はいくつかありますが、
現地で現金を受け取りたい場合はウエスタンユニオンが最も手軽です。

フィリピンではモール内の窓口も多く、本人確認書類があればすぐ受け取れます。
ただし、送金手数料・為替レートは日々変動するため、
送金前に公式サイトで見積もりを確認してから利用するのがおすすめです。

ただ、サービスは変わることがありますので、よく確認のうえ、自己責任でご利用ください。

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