ラプラプセブ国際大学(LCIC)は、広島文教大学の海外姉妹校として、2021年、フィリピン・セブのマクタン島に開校。英語学習・異文化体験・安全で快適な寮生活を同時に実現できるフィリピン政府認証の国際大学です。授業・寮・食事・交流がすべて一つのキャンパスで完結し、初めての海外でも安心して学べる環境が整っています。短期・中期の語学留学から大学進学を目指す1+3プログラムまで、目的に合わせてさまざまなスタイルで留学が可能です。
- 日本の大学の単位に認定可能
- 遠隔で日本の大学の授業も受けられる
- シェアハウス型の快適な寮を完備
- バディシステムで現地学生と交流
- 日本人の口に合った食事を提供
ラプラプセブ国際大学(LCIC)とは

LCIC(Lapulapu-Cebu International College)は、2021年にフィリピン政府の認証を取得した正規大学です。外国語学部、ツーリズムマネジメント学部、理学療法学部、工学部などの学部を備え、留学生向け英語プログラムも専門的に整えています。
授業棟・寮・食堂・学習室が一体となった安心のキャンパス設計で、海外生活が初めての学生にも過ごしやすい環境です。多国籍の学生が集まり、授業だけでなく日常生活の中でも自然に英語を使える点が大きな特徴です。
LCICの特徴
リーズナブルな留学費用

LCICの最大の魅力の一つは、留学費用がとても分かりやすく設定されている点です。授業料、寮費、食費だけではなく、SSP費用、水道光熱費等、他の語学学校での現地支払い費用もすべて含まれた“コミコミ料金”のため、現地で突然追加費用が発生する心配が少なく、初めての海外留学でも安心して計画を立てられます。
短期・中期の語学留学はもちろん、1+3プログラムでも、年間費用が明確で、ほとんどの生活費が寮内で完結します。欧米圏の留学と比較すると総費用が1/3〜1/5程度に抑えられ、費用対効果が高い点が学生に評価されています。
日本の大学の単位に認定可能

LCICで履修する英語科目や一般教養科目は、日本の大学で単位認定される形式に対応しています。これにより、休学せずに留学を組み込み、帰国後もスムーズに大学生活へ戻ることができます。特に語学学習と一般教養科目をバランスよく履修できるため、大学のカリキュラムに組み込みやすく、4年間の卒業計画に影響を与えにくい構成になっています。
海外協定校一覧

遠隔で日本の大学の授業も受けられる

LCICのキャンパス内にはオンライン授業に対応した設備が整っており、安定した通信環境で日本の大学の授業をリアルタイムで受講できます。これにより、LCICでの英語学習と日本国内の学業を同時進行で進めることができ、留学による学習の空白期間を作らずに済みます。学費面でも時間面でも無駄がない、現代の学生に適した学習モデルが実現されています。
シェアハウス型の快適な寮を完備

LCICの寮は、留学生の生活クオリティを高めるために設計された快適な居住空間です。
全員が個室を利用でき、ベッド、机、クローゼット、金庫、エアコンなどが完備され、プライバシーと安全が確保されています。10人1ユニットのシェアハウス形式で、リビングでは他国の学生との交流が自然に生まれ、多文化環境に身を置きながら留学生活を送れます。さらに、大浴場や露天風呂、サウナ、共同学習室などの設備が整い、学び・休息・交流のバランスを取りながら快適に過ごせる点が大きな魅力です。また、トイレは日本製(TOTO)のシステムトイレをすべてのトイレに導入。フィリピンでは珍しく、トイレットペーパーをトイレに流すことができます。
バディシステムで現地学生と交流

LCIC独自のバディシステムでは、フィリピン人大学生とペアになり、英会話練習、授業の復習、課題のサポート、キャンパス案内などを行います。授業外に日常的に英語を使う環境が自然と作られ、教科書では得られない「生きた英語」を習得できます。バディとは学習面だけでなく友人関係が生まれやすく、異文化理解が深まるきっかけにもなります。
多彩な異文化体験で外国語スキルアップ
LCICでは、通常の授業以外にも多様な体験型学習が用意されています。
ボランティア活動、クラブ活動、スポーツ、寮イベント、博物館見学、週末の校外活動など、授業と生活を通して幅広く異文化に触れられます。こうしたアクティビティは、英語を使う機会を増やすだけなく、コミュニケーション力、柔軟性、主体性など、海外で活躍するための総合的なスキルを養うことにもつながります。
日本人の口に合った食事を提供


人気のレストランと提携し日本人の口に合った食事を提供。朝はビュッフェスタイル、昼と夜はメニュー形式になります。日本食ベースのさまざまなメニューが揃っていて、シェフの手作り料理が出来立てで食べられます。また、うどん、ラーメン、カレーなど、別料金で日本食を注文することができます。
LCIC 学校概要
| 学校名 | LCIC(ラプラプセブ国際大学) |
|---|---|
| 地域 | セブ(マクタン) |
| 設立 | 2021年9月 |
| 資本 | 日本 |
| タイプ | 大学 |
| 学生定員 | 学生収容定員2000人(1入学定員500人) 留学生定員492人 |
| 日本人比率 | 日本人の割合が60%以上の月が多い。 2025年:1月5%、7月2%で、それ以外の月は60~90% |
| 学生国籍 | 日本、韓国、台湾、その他 |
| 年齢構成 | 入学対象者:大学・短大・大学院、高校卒業予定で大学進学確定、大学卒業後1年以内 |
| 日本人スタッフ | 在籍 |
| 授業1コマの時間 | 90分 |
| 受け入れ最低年齢 | 入学対象者:大学・短大・大学院、高校卒業予定で大学進学確定、大学卒業後1年以内 |
| 料金体系 | 円建て |
| ピークシーズン加算 | なし |
| 寮(部屋)タイプ | 1人部屋、4人部屋 ※4人部屋は「1+3プログラム」で選択可能 |
| 入寮日/退寮日 | 入学指定日あり |
| トイレットペーパー | 流せる(ゴミ箱に捨てるのは禁止) TOTOの2021年最新式システムトイレをすべてのトイレに導入 |
| 食事 | 1日3食(土日祝日含む) 朝食:ビュッフェ形式 昼食・夕食:定食(4種類から選択、ご飯・スープお代わり自由) |
| 門限 | 門限:毎日22時。門限の時刻に寮にいない場合には所在確認を行います。 翌朝5時までは外出はできません。 |
| 掃除/洗濯 | 寮内に洗濯機があり、自由に使用が可能です 有料(1㎏:30ペソ)で週3回の外部洗濯サービスを利用することも可能 |
| Wifi環境 | 学内で利用可能。現地のNTT子会社と契約して整備していますので、(フィリピンとしては)高速で安定した環境になっています。 |
| 公式サイト | https://lcic.jp/ |
| 住所 | Ticgahon 1 Road, Bankal, Lapu-Lapu City, Cebu, Philippines, 6015 |
| パンフレット | LCICのパンフレット |
LCICのカリキュラム(短期・中期留学)について
カリキュラムは、短期留学(4週間)、中期留学(16週または、18週間)と、後述の「1+3プログラム」(英語1年+大学課程3年)があります。

短期留学(4週間)
短期留学では、英語に集中的に触れながら、多文化体験や選択外国語科目も幅広く学べる内容になっています。
1日4コマ(午前2コマ+午後2コマ)+選択授業またはバディシステムで構成されています。
主な特徴
- 英語の4技能(Listening / Speaking / Reading / Writing)を総合的に学ぶ構成
- 英語による外国語授業(中国語・韓国語・タガログ語)が選択できる
- 英語での一般教養科目(SDGs、Understanding the Self など)も履修可能
- 音楽・文化を扱う「Phil Music & More」など、フィリピン文化に触れる科目も受講できる
- One-on-One(マンツーマン)授業(有料)や Student Buddy System により実践的な英会話の時間がある
短期留学のスケジュール例

中期留学(12/16週間)
中期留学では、短期と同じ英語・一般教養・外国語科目に加え、スペシャルプログラム(1週間×2) を組み合わせることができます。
- 短期より学習量が増え、より体系的に英語力を伸ばす構成
- 一般教養科目(SDGs、Understanding the Self)が充実
- 英語+外国語(中国語・韓国語・タガログ語)の組み合わせが継続的に学べる
- 週ごとの授業に加えて、体験型学習が多く含まれる
スペシャルプログラム(1週間×2)
ボランティアプログラム
ボランティアは、初日(月曜日)にボランティアに関連する英単語を集中的に学んだあと3日間のボランティア活動を行い、最終日(金曜日)に活動内容の報告会を行います。
ブートキャンプ
ブートキャンプは、初日(月曜日)にキャンプ関連する英単語を集中的に学んだあと、2泊3日の英語だけを使ったキャンプを行い、最終日(金曜日)に活動内容の報告会を行います。
中期留学のスケジュール例

スキューバーダイビングの集中講義
土曜日にセブの海で行う集中講義でスキューバーダイビングの免許を取得できます。
※体育科目として単位の認定も可能(別料金)
1+3プログラム(英語1年+大学課程3年)
1+3プログラムは、英語力に自信がない学生でも海外の大学で学位取得を目指せるように設計された、4年間一貫の留学プログラムです。
海外での異文化体験を希望しながらも英語レベルが心配な学生が、段階的に学部課程へ進むための仕組みが整っています。
英語要件を満たした学生は、選択した大学・学部の課程を履修し、4年間で学士号の取得が可能です。
1+3プログラム
LCIC語学センターで英語力を徹底的に強化
各大学の編入条件クリアした後、2年次に編入します
1年目(英語基礎強化の年)
LCIC語学センター(Center for Language Studies / CELS)で、英語力向上に特化した授業を集中的に受けます。
授業内容は以下の総合学習で構成
- リスニング
- スピーキング
- リーディング
- ライティング
これら4技能を、フィリピン政府教育庁(CHED)が承認する大学準備課程として体系的に履修します。
教養科目(10科目)の習得
英語強化に加え、SDGs、フィリピン語、韓国語など大学学習に必要な基礎的な教養科目も履修します。
2年次進級要件
【LCICの場合】
・IELTS 5.5以上
・または IELTS 同等の英語スコアが必要
・公式スコアまたは大学成績などをRegistrar’s Officeに提出し、審査・承認を受けた学生が進級可能
英語基準に満たない場合は、引き続きLCICで学び、基礎力を補うことができます。
2〜4年目(大学課程へ進級)
行きたい大学・学部を選んで進級します。英語基準を満たした学生は、2年次への進級時に進学先を選択し、学部課程に入ります。
選択可能な大学
・ラプラプセブ国際大学(LCIC)
・アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、日本等の大学
※2年次に進級する要件は各大学によって異なります。
※行きたい大学の要件を満たしていない場合、LCICの在籍を半年間延長。
※基準に到達するまで延長を繰り返し、基準に到達した時点で2年次に編入する。
※入学は毎年1月および8月の年2回。
1+3プログラム学士課程(LCICを選択した場合)
選択可能な学部
- 外国語学部(Foreign Language)
専攻言語:日本語、韓国語、英語 - ツーリズムマネジメント学部(Tourism Management)
LCICの留学費用について
短期・中期留学の費用
| 項目 | 短期留学 (4週間) | 中期留学 (14週間) | 中期留学 (18週間) |
| 授業料・寮費・食費・水道光熱費込み(税込) | 248,000円 | 868,000円 | 1,116,000円 |
| 入学金(税込) 空港と大学の送迎費用、滞在ビザ、ACRI-Card(外国人登録証)、SSP(特別就学許可証)を含みます。 | 30,000円 | ||
1+3プログラムの費用
授業料
| 項目 | 料金 |
| 入学金 | 280,000円 |
| 授業料(1年目) | 1,280,000円/年 |
| 授業料(2~4年目) | 515,000円/年 |
| 4年間の授業料合計 | 2,825,000円 |
寮費/食費(オプション)
1+3プログラムの寮費と食費は選択制です。
| 項目 | 料金 | 備考 |
| 寮(1人部屋) | 590,400円/年 | 1年次のみ選択可能。 |
| 寮(4人部屋) | 360,000円/年 | 1〜4年次選択可能。 |
| 食費(年間) | 600,000円/年 | – |
LCICの寮について
大浴場、露天風呂、サウナを完備

フィリピンでは珍しく、寮内に大浴場と露天風呂を設けています。長時間の学習で疲れた体を癒やし、心身ともにリラックスできる空間を提供します。露天風呂から沈む夕日や岩盤浴から美しい夜景を眺め、サウナで汗を流してリフレッシュするなど、国際色豊かなキャンパスライフを快適に送るための施設が充実しています。
学生はプライベートが守られた個室を利用

全ての学生に個室を用意しています。各部屋には、ベッド、クローゼット、机、椅子が統一形式で完備されており、プライバシーが完全に確保されています。異国の地での留学生活でも、すぐに慣れて快適に過ごせる設計です。
10人1ユニットのシェアハウス型で異文化交流を促進

10人1ユニットのシェアハウス形式を採用しており、さまざまな国籍の学生が共に生活します。これにより、文化、習慣、価値観、考え方の違いに触れる異文化体験を日常的に行えます。互いの違いを認め、協調性を育むとともに、リーダーシップやコミュニケーション能力を養う絶好の機会を提供します。
寮母常駐による安心安全な生活環境

寮の安全管理と学生生活のサポートのため、寮母が4時間交代で常に常駐しています。生活上の困りごとや不安なことがあれば、いつでも相談できる体制を整えており、学生の皆さんが安心して学習に集中し、楽しい寮生活を送れるようサポートします。
徹底したセキュリティ体制

当校では、学生の皆さんが学業に専念できるよう、安全・安心な学習環境の整備に力を入れています。専門の日本人ドクター常駐体制と合わせて、万全のセキュリティ対策を講じています。
- 学内には複数の警備員が24時間常駐し巡回
- 正門と寮の入り口にはセキュリティゲートを設置
- 寮には複数の監視カメラが24時間常駐
- 大学の外周にはフェンスを設置
- 大学寮内には多数の監視カメラを設置
- 学内のトイレは全てTOTOウォシュレット付き


