英語力の初級・中級・上級はどのくらい?TOEIC・IELTS・英検の目安を比較

まずはチェック!あなたの英語力はどのくらい?
この記事では、英語力をわかりやすく次の5段階に分けて紹介します。
- 初級
- 初中級
- 中級
- 中上級
- 上級
最初に、TOEIC・IELTS・英検とCEFRをもとにした早見表を掲載します。
英語力レベル早見表
| 当サイトでの目安 | CEFR | TOEIC L&R | IELTS | 英検の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 初級 | A1 | ~220点程度 | ― | 3級程度 |
| 初中級 | A2 | 225~545点程度 | ― | 準2級程度 |
| 中級 | B1 | 550~780点程度 | 4.0~5.0 | 2級程度 |
| 中上級 | B2 | 785~940点程度 | 5.5~6.5 | 準1級程度 |
| 上級 | C1以上 | 945点~ | 7.0~ | 1級程度 |
※この表は、CEFRと各試験の公式な対応資料をもとに、当サイトで英語力を自己申告していただく際の目安として整理したものです。
※TOEIC・IELTS・英検は試験内容や測定する技能が異なるため、「TOEIC○点=IELTS○点=英検○級」と単純に換算できるものではありません。
そもそもCEFR(セファール)とは?
CEFRとは、外国語を「どのくらい使えるか」をA1・A2・B1・B2・C1・C2の6段階で示す国際的な指標です。
大きく分けると、
- A1・A2=基礎段階の言語使用者
- B1・B2=自立した言語使用者
- C1・C2=熟達した言語使用者
となります。
この記事では、このCEFRを基準にして「初級・初中級・中級・中上級・上級」の5段階に分けています。
英語初級|CEFR A1
試験スコアの目安
CEFR A1は、英語学習を始めたばかりの方のレベルです。
目安として、TOEIC L&Rでは220点程度まで、英検では3級程度が該当します。
IELTSは比較的高い英語力を必要とする試験のため、A1に相当する明確なスコアを示すことは難しく、この記事では目安を掲載していません。
どのくらい英語を使える?
自分の名前や出身地などを伝えたり、「How are you?」「Where are you from?」といった基本的な質問に答えたりできる段階です。
一方、相手が普通のスピードで話すと聞き取れない、言いたいことはあっても英語の文章がすぐに出てこない、ということも珍しくありません。
海外旅行でも、単語や身振りを交えながらコミュニケーションを取ることが多いレベルです。
フィリピン留学ではどんな授業がおすすめ?
初級者には、自分のペースに合わせて進めてもらえるマンツーマン授業が向いています。ただし、マンツーマン授業は多ければ多いほどよいとは限りません。
英語を話すことにまだ慣れていない段階で、朝から夕方までマンツーマン授業を受け続けると、常に講師と1対1で受け答えをするため、かなり疲れてしまうことがあります。
マンツーマン授業で基礎文法や発音、簡単な会話を学びながら、グループ授業も組み合わせると、ほかの留学生の英語を聞いたり、一緒に会話したりする時間ができます。
初級者の場合は「マンツーマンが何コマあるか」だけで学校を選ぶのではなく、無理なく続けられる授業数と授業構成になっているかを見ることも大切です。
英語初中級|CEFR A2
試験スコアの目安
CEFR A2は、TOEIC L&Rでは225~545点程度、英検では準2級程度がひとつの目安です。
基礎的な単語や文法はある程度理解しているものの、実際の会話ではまだ不自由を感じることが多い段階です。
どのくらい英語を使える?
買い物、食事、家族、仕事、趣味など、身近なテーマであれば簡単なやり取りができます。
旅行先で注文したり、料金を尋ねたり、簡単な道案内を理解したりすることもできるようになります。
ただし、自分から長く話したり、予想していなかった質問に答えたりする場面では、言葉に詰まることがあります。
フィリピン留学ではどんな授業がおすすめ?
初中級になると、基本的な単語や文法はある程度わかっていても、実際の会話になると言葉がすぐに出てこないことが多くなります。
マンツーマン授業では、講師から質問されて答えるだけでなく、自分から質問する、理由を説明する、出来事を順序立てて話すといった練習を増やしていくとよいでしょう。
また、グループ授業では、ほかの学生の表現を聞いたり、自分とは違う答え方を知ったりできます。マンツーマンとグループを組み合わせることで、英語を「習う」だけでなく、実際に「使う」機会を増やせます。
このレベルでも授業数を詰め込みすぎるより、授業後に復習する時間まで含めて無理のないスケジュールを選ぶことをおすすめします。
英語中級|CEFR B1
試験スコアの目安
CEFR B1は、TOEIC L&Rでは550~780点程度、IELTSでは4.0~5.0程度、英検では2級程度が目安になります。
どのくらい英語を使える?
旅行中に起こる一般的な出来事には、自分で対応できることが増えてきます。
仕事、学校、趣味、旅行など身近なテーマについて、自分の経験や希望、考えをある程度まとまった英語で説明できます。
「英語を勉強している」段階から、「英語を使ってコミュニケーションできる」段階へ移ってくるのがB1です。
一方で、専門的な話題や複雑な議論、速い会話になると、理解や表現が難しくなることがあります。
TOEIC550点前後から「中級」の入口
「中級」という言葉は人によって捉え方が大きく異なります。
この記事ではCEFRを基準としているため、TOEIC L&RではB1の基準となる550点程度から「中級」の入口としています。
そのため、たとえばTOEIC500点前後であれば、この記事の分類では「初中級」に近いと考えます。
なお、TOEIC L&Rはスピーキングを直接測る試験ではありません。同じ550点でも、実際の英会話力にはかなり個人差があります。
フィリピン留学ではどんな授業がおすすめ?
中級になると、日常的な会話だけでなく、自分の経験や考えをある程度まとまった英語で伝えられるようになります。
そのため、マンツーマン授業では日常会話を繰り返すだけではなく、講師から追加の質問をしてもらい、より詳しく説明する練習を取り入れると効果的です。
グループ授業では、ディスカッションやロールプレイなど、ほかの学生と意見を交わす授業にも挑戦しやすくなります。
中級者は、間違いを恐れずたくさん話すことに加えて、文法や語彙の間違いをその場で修正してもらい、より自然で正確な英語に近づけていくことも重要です。
TOEICやIELTSなどの試験対策を始めたい方は、この段階から試験対策コースを検討してもよいでしょう。
英語中上級|CEFR B2
試験スコアの目安
CEFR B2は、TOEIC L&Rでは785~940点程度、IELTSでは5.5~6.5程度、英検では準1級程度が目安です。
どのくらい英語を使える?
日常会話だけでなく、ある程度複雑なテーマについても内容を理解し、自分の考えを説明できるレベルです。
英語話者との会話でも、相手が特別にゆっくり話したり、簡単な表現だけを選んだりしなくても、比較的自然にコミュニケーションを続けられるようになります。
自分の意見のメリット・デメリットを説明したり、異なる意見について話し合ったりすることも可能になってきます。
フィリピン留学ではどんな授業がおすすめ?
中上級者になると、一般的な日常英会話だけでは物足りなく感じることがあります。
マンツーマン授業では、ニュースや社会問題、仕事、文化など幅広いテーマについて、自分の意見を論理的に説明する練習を取り入れるとよいでしょう。
グループ授業では、ディスカッションやディベート、プレゼンテーションなど、相手の意見を聞いたうえで自分の考えを伝える授業が適しています。
また、IELTS・TOEFLなどの試験対策、ビジネス英語、アカデミック英語など、目的に合わせた専門的なコースも選びやすいレベルです。
中上級者の場合は授業数の多さよりも、どのような内容を、どのレベルの講師と学べるかを重視して学校を選ぶとよいでしょう。
英語上級|CEFR C1以上
試験スコアの目安
CEFR C1は、TOEIC L&Rでは945点以上、IELTSでは7.0以上、英検では1級程度がひとつの目安です。
さらにその上には、CEFRの最高段階であるC2があります。
どのくらい英語を使える?
長く複雑な文章や会話を理解し、言葉を探して何度も止まることなく、自分の考えを比較的流暢に表現できるレベルです。
日常生活だけでなく、仕事や大学などでも英語を柔軟に使い、複雑なテーマについて詳しく説明したり議論したりできます。
ただ英語が「通じる」だけではなく、状況に合わせて表現を使い分けたり、微妙なニュアンスを伝えたりする力も求められます。
フィリピン留学ではどんな授業がおすすめ?
上級者の場合、一般的なESLコースでは簡単すぎると感じることがあります。
そのため、マンツーマン授業の利点を活かして、細かな文法ミスや発音、表現の不自然さまで指摘してもらうような授業がおすすめです。
プレゼンテーション、ディベート、ビジネス英語、アカデミックライティングなど、明確な目的を持った授業を選ぶことで、すでに高い英語力をさらに磨くことができます。
IELTSやTOEFLなどで高得点を目指す場合も、マンツーマンで自分の弱点を集中的に指導してもらえることはフィリピン留学の大きなメリットです。
上級者は「英語を話せるようになる」というより、より正確に、自然に、説得力を持って英語を使えるようにすることを目標にするとよいでしょう。
TOEICの点数だけでは「英会話力」はわからない
TOEIC Listening & Reading Testは、その名前のとおりListeningとReadingを測る試験です。
そのため、TOEIC L&Rで高い点数を取得していても、それだけで同じレベルのSpeaking力があるとは限りません。
反対に、TOEICをほとんど勉強したことがなくスコアは高くなくても、海外生活などを通して英会話に慣れている人もいます。
英検も「○級=必ずこのCEFR」とは限らない
英検では現在、級だけではなく英検CSEスコアによってCEFRレベルが表示されます。
そのため、この記事の「3級=A1」「準2級=A2」「2級=B1」「準1級=B2」「1級=C1」は、英語力を大まかに把握するための目安として考えてください。
留学のお問い合わせではどのレベルを選べばいい?
当サイトへの留学相談で英語力をご入力いただく際には、この記事冒頭の早見表を参考に、
初級/初中級/中級/中上級/上級
から、最も近いものをお選びください。
TOEIC・IELTS・英検などを受験したことがある方は、取得スコアや級もあわせてお知らせいただけると、学校やコースをご提案する際の参考になります。
まとめ|「初級・中級・上級」はCEFRを目安に考えよう
「私は英語中級です」といっても、人によってイメージする英語力はかなり違います。
そこで当サイトでは、国際的な英語力の指標であるCEFRを基準に、
初級(A1)→初中級(A2)→中級(B1)→中上級(B2)→上級(C1以上)
という5段階をひとつの目安としています。
試験スコアだけで英語力のすべてを判断することはできませんが、自分の現在地を知り、留学先やコースを選ぶための参考として活用してください。




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