一人暮らしで長期留学される方が心配されることのひとつが、自宅ポストにたまる郵便物とチラシです。
郵便受けがいっぱいになると、不在が外から分かりやすく、防犯面でも不安が残ります。
ここでは、実際の留学生が事前に行っている対策を中心に、現実的な準備ポイントをまとめました。
まずは「郵便物を送ってくる相手」を整理しておく
自宅に郵便物が届く理由の多くは、普段利用しているサービスが“自動的に紙の書類を送ってくる”ためです。
まずは、郵便物を送ってくる相手を止めるのが先になります。
よく郵便物を送ってくるサービスの例
クレジットカード会社
三井住友カード、JCB、楽天カード、エポス、セゾンなど
→ Web明細へ変更、DM停止
携帯会社
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル
→ 紙の請求書を停止、案内をメールへ
銀行・証券会社
ゆうちょ銀行、三菱UFJ、三井住友、楽天銀行、SBI証券、楽天証券
→ DM停止、可能なら住所を実家に変更
※ただし、重要書類は転送不可の場合が多いため、事前に各社に相談も。
通販・ECサイト
Amazon、楽天市場、ユニクロ、LOHACO
→ DM配信停止
保険会社
日本生命、明治安田、ソニー生命、オリックスなど
→ 住所変更、郵送書類のメール化
役所関連
住民税、国保、選挙、マイナンバー関連
→ 頻度は少ないが、転送届と合わせて管理
その他のサブスク
NHK、雑誌、コープなど
→ 紙の案内停止または住所変更
郵便物を根本的に減らすには、これらのサービスを一度リストにして、書類送付を停止・変更しておくのが効果的です。
その上で、郵便物は“自宅に届かない仕組み”を作る
サービス側を停止しても、多少の郵便は届きます。
不在が分かりやすくならないように、次の方法がよく使われています。
日本郵便の転送届(無料)
自宅宛ての郵便物を実家やご兄弟、友人宅へ転送できます。
オンラインで簡単に手続きでき、帰国後に解除するだけです。
公式ページ
https://www.post.japanpost.jp/service/tenkyo/
私書箱サービス(民間)を利用する
留学期間中、自宅ではなく私書箱で郵便物を受け取る方法です。
スキャン通知が可能です。
私書箱サービスの例
- MailMate — 日本国内で私書箱/バーチャル郵便受取サービスを提供。郵便物を受け取り、スキャン、転送、保管などを行うサービス。
- DANKEBOX — 荷物・郵便物の受取、保管、海外転送などに対応しているサービス。個人利用も可能。
- PostCast — 私書箱センターとして郵便物の受取・転送・保管サービスを提供する業者。個人の私書箱利用ができるプランあり。
⚠️ 注意点 — サービス内容は都度確認を
ただし「私書箱サービス」には、サービス形態や条件の違いがあります。たとえば
- 受取・保管だけ(スキャンや海外転送なし)
- 郵便だけでなく小包も受け取る
- 月額料金や追加手数料の有無
- 転送先住所や原本の取り扱い
など。
特に留学や長期不在で使う場合は、郵便の転送可否/スキャン対応/転送コストなどを申し込み前に確認するのが安全です。
チラシ投函の対策は、封鎖より“自然な見た目”が安全
郵便物を減らしても、不動産広告やショップのチラシは投函されることがあります。
ただし、ポストをガムテープで塞ぐような強制的な封鎖はおすすめできません。
理由
・郵便物の配達妨害にあたる可能性
・郵便局がテープを剥がすことがある
・ガムテープ封鎖は「長期不在」を連想させ、防犯面で不利
不在を隠したい場合は、ポストを“普段どおりの見た目”にしておくほうが自然です。
友人や管理人に月1回だけ中身を空にしてもらう
この方法が最も現実的で、見た目も不自然になりません。
頼む頻度も月1回でよく、相手の負担にもなりにくいです。
どうしても封鎖したい場合
最終手段として、
「ポスト故障中(管理会社連絡済)」
と小さく書いたラベルを貼り、投入口を軽くふさぐ方法があります。
ガムテープで完全封鎖するより自然で、外から見ても目立ちにくい対応です。
まとめ:留学前に郵便物とチラシ対策を準備しておくと安心
・まずは“送ってくる相手の停止・変更”で郵便物を根本的に減らす
・残った郵便は「転送届」や「私書箱」で自宅に届かないようにする
・ポストは自然な見た目を保ち、チラシは月1回だけ処分してもらう
・強制封鎖は不在を逆に目立たせるため避ける
これらを準備しておくと、留学中の不在が分かりにくくなり、家を空ける不安がかなり軽くなります。



コメント