フィリピン・セブ留学はどのくらいの期間がよいのか

時間のイメージ

フィリピンで初めて留学される方は、留学期間をどのくらいにするか、迷われると思います。

「短期留学は効果がないのか」「期間は長いほどよいのか」などといった声も聞かれます。

一般的に、英語習得に必要な時間は1,000~3,000時間と言われています。 ただ、フィリピン留学前にご自身で勉強時間をすでに積み立てていたり、留学中は平日夜や週末にも勉強すれば、到達期間は早まるでしょう。

では、短い期間では全く意味がないのでしょうか。

留学される方の英語レベルや目的などによっても効果のあがる期間は違うので、それは一概には言えません。
また、十分な留学期間や費用を確保でなきない方は、限られた期間内で効果を上げなくてはなりません。

ここでは、期間別に、どのような効果があるかをご紹介します。

目次

1~2週間留学—英語留学の入り口。新体験にふれる

数日間の留学が可能な語学学校もありますが、多くの学校は、1週間が最短期間となっています。
フィリピンは日本から近いため、社会人が大型連休やお盆休みを利用しての留学が可能です。
授業時間は1週間で30~50時間程度です。

これから英語を学ぶ方は、1~2週間の留学では、実践的な英語はそれほど身に付きませんが、英語授業やフィリピンの雰囲気に慣れるでしょう。また、マンツーマンレッスンで集中的に英語に触れ、英語を学ぶ楽しさを体験できます。

「簡単な日常英会話ができる」という方は、英語でコミュニケーションを取る練習になるので、「スピーキングを磨きたい」など目的を決めて重点的に臨むと効果があるでしょう。

1週間留学では、次の点で注意が必要です。
日曜日に入寮、月曜日は「レベルテスト」「オリエンテーション」があるため半日授業、1日授業は火曜から金曜の4日間というスケジュールの学校が多いです。
この場合、フルで授業を受けられるのは、4日間になります。

1日のスケジュール例

7:00 ~ 8:00 朝食
8:00 ~ 8:50 マンツーマン授業
9:00 ~ 9:50 グループ授業
10:00 ~ 10:50 マンツーマン授業
11:00 ~ 11:50 フリータイム
11:50 ~ 13:00 昼食
13:00 ~ 13:50 マンツーマン授業
14:00 ~ 14:50 グループ授業
15:00 ~ 15:50 グループ授業
16:00 ~ 16:50 マンツーマン授業
17:00 ~ 17:50 フリータイム
17:50 ~ 19:00 夕食

1週間のスケジュール例

日曜日 フィリピン到着。入寮
月曜日 レベルテスト + オリエンテーション+両替など
火曜日 授業
水曜日 授業
木曜日 授業
金曜日 授業、卒業式
土曜日 退寮、帰国

また、授業料と宿泊費は、2週間留学は1週間留学の倍ではなく、割安となる場合がほとんどです。学校によって異なりますが、2週間のほうがコスパは良くなります。

1~2週間留学・こんな方におすすめ

・英語に慣れたい
・海外体験の楽しさにふれたい
・本格的な留学に向けて様子を見たい

1カ月留学—長期休暇を利用。ニーズの高い期間

学生が夏休みなどの長期休暇に留学するケースが多く、ニーズの高い留学期間です。
授業時間は120~200時間程度です。 

英語でのアウトプットが徐々にできるようになり、簡単な日常英会話程度であれば1カ月で習得が可能です。

英語での充分なコミニュケーションを取れるまでの英語力に達するには、期間が足りませんが、英語で伝えたいことを相手に伝えられることが増えてくるので、自身の成長を実感しやすい期間です。 

英語学習のモチベーションも高まってくるので、終了時には、「もっと学びたい」と物足りなさを感じるかもしれません。

1カ月留学・こんな方におすすめ
  • 簡単な日常英会話を習得したい
  • 英語でのアウトプット力を向上させたい
  • 英語学習を通して成長を実感したい

3カ月留学-最もおススメの期間

「英会話ができるようになりたい」という方に最もおすすめなのが3カ月留学です。
多くの経験者が3ヶ月留学をすすめています。 

英語である程度のコミュニケーションを取れるようになり、留学をスキルとしてアピールできるようになるでしょう。
TOEICやTOEFLなどの英語試験でもスコアが上がり、成長が実感できます。

一方で、早い英語の聞き取りや難しい英文の読み取り等も含め、完全に英会話ができるレベルに達するには、3カ月以上の留学がおすすめです。

3カ月留学・こんな方におすすめ
  • 英語を話せるようになりたい
  • 充分な英語スキルを身に付けたい
  • 海外で生活するために十分な英語を身に付けたい

6カ月留学—英会話に必要な1000時間に達する

英会話に必要といわれる「1,000時間」を満たすには、一般的に半年以上の留学期間が目安となります。

英会話中、あまり言葉に詰まることなくスムーズに英語を話せ、リスニングでも聞き取れないことがほとんどなくなるレベルに達します。

期間が長くなるので、モチベーションをいかに持ち続けて学ぶことができるかが重要です。
目的や目標をしっかりと持ちながら、留学に臨めば、大きな効果が期待できます。

6カ月留学・こんな方におすすめ
  • スムーズに英語を話したい
  • 充分なリスニング力を付けたい
  • 現地への大学進学を希望
  • 海外で就職・起業したい
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