フィリピンの雨季と乾季~留学先の気候の特徴を把握しよう

フィリピン気候-イメージ

フィリピンへの留学を選ぶ際、あるいは、渡航が決まった時には、現地の気候についてある程度把握しておくと、滞在する上で役に立つでしょう。

フィリピンは、基本的に熱帯モンスーン気候で、年間の平均気温が26~27℃と1年を通じて温暖な地域です。

日本のようにはっきりとした四季はありませんが、概ね以下のように分けられています。

雨季:6~11月 (うち台風シーズンは9〜11月)
乾季:12月~5月(うち4~6月は酷暑期)

しかし、日本も北海道と沖縄では気候が大きく違うように、フィリピンでもエリアによって異なります。
ここでは、留学地のマニラとセブ、バギオの雨季と乾季、服装についてご紹介します。

マニラの雨季と乾季

マニラの気温グラフ

2019年・マニラの気温と降水量(出典:気象庁「世界の天候データツール」)

【2019年・年間を通しての平均】
平均気温29℃  平均最高気温32℃  平均最低気温25℃  平均月降水量157mm

概ね6月初旬から雨が降りやすくなり、10月中旬まで雨季が続きます。
日本の梅雨とは違って、午前・午後の1回ずつ1~2時間ざっと降るイメージで、スコールと呼ばれています。

また、9〜11月ごろの台風シーズンは、フィリピン近海で発生する台風の直撃を受けることもあり、注意が必要です。
その際、日本のように下水道システムが整っておらず、メトロマニラ内のいくつかのエリア(川が近くにある場所等)は洪水になりやすいです。

一方、乾季はほとんど雨がふりません。12月頃から湿度も低くなります。
過ごしやすいベストシーズンは、12月~5月と言われています。

セブ の雨季と乾季

セブの気温グラフ

2019年・セブの気温と降水量(出典:気象庁「世界の天候データツール」)

【2019年・年間を通しての平均】(マクタン島) 
平均気温28℃  平均最高気温32℃  平均最低気温25℃  平均月降水量109mm 

降水量は雨季(6~11月)に多くなりますが、乾季(12月~5月)との明確な区別はありません。
雨は強いスコールが1~2時間程度で終わることが多く、一日中降ることは少ないです。
また、フィリピンで発生する台風の多くはマニラ近郊で、台風の被害があまりありません。
一年を通して観光にも適していると言われています。

バギオの雨季と乾季

バギオの気温グラフ

2019年・バギオの気温と降水量(出典:気象庁「世界の天候データツール」)

【2019年・年間を通しての平均】
平均気温18℃  平均最高気温24℃  平均最低気温15℃  平均月降水量313mm 

バギオは、マニラ北部・標高1500メートルの山岳地帯にあり、天空都市とも言われています
マニラやセブは、熱帯海洋性気候とされていますが、バギオの気候は、亜熱帯高原性気候で、高地にあるため涼しい気候となっています。
2019年度の平均気温は18℃で、マニラやセブと比較して10℃程度も低いです。

バギオの乾季は11〜6月、雨季は6月~10月頃。雨季はほとんどの日が雨で降水量が多いです。(ただ、他の地域同様、数時間だけ降るイメージです)

過ごしやすいイメージですが、「寒い」と感じる時が時々あるので注意が必要です。朝夜は10度近くまで冷え込む事があります。

比較的暖かい時期は、3月下旬から5月頃、最も過ごしやすい涼しい時期は、7月から9月頃、寒いと感じる時期は11月から2月頃と言われています。

服装について

フィリピンの天候-服装

マニラやセブなどフィリピンでは、年間を通して気温は温暖なので、基本的に半袖、半ズボンで過ごすことができます。
デパートやレストラン、タクシーの中など、エアコンが強く効いている場所では、寒いこともあるので、冷房が苦手な方は長袖の上着を一枚持っていくとよいでしょう。
それと、スコールに備えて折りたたみ傘などの雨具も用意しておきましょう。

一方、バギオはフィリピンの中では珍しく涼しいエリアなので、基本的に長袖、長ズボンで、カーディガンやパーカーなど厚手の服もあると便利でしょう。ジャケットや薄目のダウン等を用意される方もいます。

まとめ

フィリピンは、基本的に一年を通じて温暖な地域ですが、季節によって南国特有のスコールや台風があったり、バギオのように例外的な気候のエリアもあります。

留学先エリアの天候の特徴に合わせて準備をしておくと、より快適な留学生活が送れるでしょう。